忍者ブログ
首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





秩父鉄道 デキ504です。ひっくりするようなピンクの機関車です。





武川にて




秩父鉄道デキ502牽引の石灰石輸送貨物列車です。



寄居にて






1927年製の岳南鉄道ED29形ED291。豊川鉄道デキ52から国鉄ED29 1となり、岳南鉄道に渡っています。岳南の古豪ED501よりもさらに1歳年上となりますが、現役ではないようです。


岳南富士岡にて






足尾銅山観光の蓄電池機関車です。「足尾銅山観光」とは施設の名称で、まあ一般的に言えば「足尾銅山記念館」でしょうか。~観光という法人名は多いですが、施設名としては珍しいでしょう。





この鉄道(あくまでも施設の一部ですが)は、施設入口から通洞抗入口までが急勾配のためラック式になっています。乗客はこの列車に乗って通洞抗へ降りて行きます。(参考:アプト式の10000形





通洞抗入口まで降りると、乗客を乗せたまま先頭の蓄電池機関車を切り離します。機関車は待機していた別の客車(空車)に連結されて、施設入り口まで上り坂を帰って行きます。たとえラック式でも乗客を乗せた状態では登れないのでしょう。





通洞抗内はラック式ではありません。切り替え部分ではレールのサイズも小さくなります。





機関車が切り離された客車(3両編成)は、乗客を乗せたまま自走します。実は客車は付随車ではなく、機関車と同等レベルの蓄電池電車なんだそうです(画像は5号車)。





通洞抗に入る客車。坑内に入ると乗客は降ろされて、実物の坑道(低いし狭いし暗いしとても怖い)を徒歩で見学しながら別の抗口から出て来ます。客車は通洞抗入口まで逆走して戻り、次の列車が降りてくるまで待機します。つまり客車2編成(各3両編成)と機関車1両がピストン輸送をしているわけです。乗客がいれば15分間隔の運転です。





1号車。2,4,5号車も同じ仕様になっています。





登坂先頭車となる3号車と6号車にはデッキがついています。コントローラーは全車両端に付いていて、機関車についてはリモコン制御も可能のようです。車両はすべて同社による新製車両です。


足尾銅山観光にて(地図



秩父鉄道の電機は青色に白帯が標準色ですが、登場時は茶色一色だったようです。



デキ101。パレオエクスプレスの補機時代に茶色に復元され、廃車後は年に1度の「わくわく鉄道フェスタ」に記念写真用として使用されています。車体裾と手すり、ステップは白です。





今年の同イベントにあわせて茶色塗装となったデキ505。標準色の青色部分がそのまま茶色になっています。


広瀬川原車両基地にて(地図






西武E31とE32。大手私鉄としては最後の新製電機、西武E31形が引退することになりました。





ホッパ車を連結したE33。同機はひとあし早く昨年廃車となっています。





E34。4両製造された中の最終機。西武から電機は消滅し、電車が代替として使われます。


横瀬にて(2007年撮影)(地図






長年無惨な姿をさらしていたED31 6がきれいに整備されています(参考:近江鉄道ED31)。




しかし、ナンバープレートがなく、直書きされています。





反対側も。盗難防止のための撤去でしょうか。手前に写っているのはデキ1です。


高崎にて(地図



秩父鉄道デキ500形は日立製作所製のD形電気機関車。製造年により4パターンに分かれます。



デキ502。デキ501とともに1973年に登場しました。





正面窓が大型になったデキ503。1979年にデキ504と一緒に製造。





デキ505は1980年製。ヘッドライトのケースが若干大型に。





デキ507。デキ506と同時に1980年に増備された最終形態。デキ505とは同年ながら少し変更されていて、テールランプがボディ側になっています。


(1)武川にて(地図) (2,4)寄居にて(地図) (3)広瀬川原車両基地にて(地図






ブログ内検索
おすすめ記事
東京駅(丸の内)の変遷
2007.12.24 旧駅舎のライトアップ
2008.12.24 まだ大丸の看板が見えた頃
2009.12.24 シートに覆われ始めた旧駅舎
2010.12.24 完全にシートに覆われた頃
2011.12.24 復原駅舎が見え始める
2012.12.24 復原駅舎のライトアップ
2013.12.24 夕景の駅舎
2014.12.24 100周年でも駅前工事中
2015.12.24 相変わらず工事中
2016.12.24 まだまだ工事中
2017.12.24 ついに完成
2018.12.24 駅前の芝生
2019.12.24 オリンピック前

業平橋駅の変遷(東京スカイツリー完成まで)
2008.1.1 試験工事中
2009.1.1 基礎工事中
2010.1.1 200m越え
2010.7.1 400m越え
2011.1.1 500m越え
2011.7.1 634m達成後
2012.1.1 ホーム工事
2013.1.1 開業後(まとめ)

国立競技場駅の変遷
2014.1.1 閉鎖前の旧競技場
2015.1.1 SAYONARA国立競技場
2016.1.1 そして何もなくなった
2017.1.1 基礎工事が始まる
2018.1.1 観客席が姿をあらわす
2019.1.1 着実に進行中
2020.1.1 本体は竣工


珍車
旧草軽電鉄デキ13 珍車の最高峰
マヤ50 5001 現代版おいらん車
クト2 自走できない両運転台車
キハ08 3 自走できた客車
高岳静荷重試験車 運ばない貨車

電気機関車
遠州鉄道ED28 2 台車大きすぎ
銚子電鉄デキ3 ビューゲル電機
近江鉄道 ED31 無骨な凸型電機
都営E5000 地下鉄専用電機
EF65 501 現役最後の往年の名機

ディーゼル機関車
秩父太平洋セD300形 誘導員室付
関東鉄道DD502 なんとロッド付
DE11 2002 静音にこだわったDL
日新 NDD5602 根岸のスイッチャー
DD51 センターキャブの大型機

貨車
シキ801 問答無用の巨大貨車
ワ100 901 モーダルシフトの先駆者
ヤ565 大型除草剤散布車
タキ143645 超レアタキ

珍しいコンテナ
Z-1コンテナ 人を運ぶコンテナ
ZX45A-2コンテナ 大型検測コンテナ
UM20Aコンテナ 全身金網のコンテナ
20Aコンテナ 1台だけの桃色コンテナ
W18Fコンテナ 危険な白いコンテナ
ZX18AFコンテナ スケルトンコンテナ

希少種・絶滅危惧種
207系 千代田線の希少種(1)
06系 千代田線の希少種(2)
5000系 千代田線の希少種(3)
6000系試作車 千代田線の希少種(4)
行商専用車 京成の名物


土合駅 462段の階段トンネル
国道駅 生きた昭和のテーマパーク
田浦駅 3世代のトンネル
大師前駅 隣駅に改札がある駅
湯檜曽駅 螺旋と隧道のある駅

設備
池袋5号踏切 交差点との微妙な関係
金属工業西側踏切 8個の警報灯
太陽の恵み鉄道 2線式転車台
上野検車区の踏切 地下鉄の踏切
渋谷駅の跨線橋 階段のない跨線橋

ほかにもいろいろあります
彷鉄Archives

広告
PR
アーカイブ
2022年01月 (1)
2021年12月 (2)
2021年01月 (1)
2020年12月 (2)
2020年01月 (1)
2019年12月 (3)
2019年07月 (1)
2019年04月 (6)
2019年03月 (31)
2019年02月 (28)
2019年01月 (31)
2018年12月 (31)
2018年11月 (30)
2018年10月 (31)
2018年09月 (30)
2018年08月 (31)
2018年07月 (31)
2018年06月 (30)
2018年05月 (32)
2018年04月 (30)
2018年03月 (31)
2018年02月 (28)
2018年01月 (31)
2017年12月 (31)
2017年11月 (30)
2017年10月 (31)
2017年09月 (30)
2017年08月 (31)
2017年07月 (31)
2017年06月 (30)
2017年05月 (31)
2017年04月 (30)
2017年03月 (31)
2017年02月 (28)
2017年01月 (31)
2016年12月 (31)
2016年11月 (30)
2016年10月 (31)
2016年09月 (30)
2016年08月 (31)
2016年07月 (31)
2016年06月 (30)
2016年05月 (31)
2016年04月 (30)
2016年03月 (31)
2016年02月 (29)
2016年01月 (31)
2015年12月 (31)
2015年11月 (30)
2015年10月 (31)
2015年09月 (30)
2015年08月 (31)
2015年07月 (31)
2015年06月 (30)
2015年05月 (31)
2015年04月 (30)
2015年03月 (31)
2015年02月 (28)
2015年01月 (31)
2014年12月 (31)
2014年11月 (30)
2014年10月 (31)
2014年09月 (30)
2014年08月 (31)
2014年07月 (31)
2014年06月 (30)
2014年05月 (31)
2014年04月 (30)
2014年03月 (31)
2014年02月 (28)
2014年01月 (31)
2013年12月 (31)
2013年11月 (30)
2013年10月 (31)
2013年09月 (30)
2013年08月 (31)
2013年07月 (31)
2013年06月 (30)
2013年05月 (31)
2013年04月 (30)
2013年03月 (31)
2013年02月 (28)
2013年01月 (31)
2012年12月 (31)
2012年11月 (30)
2012年10月 (31)
2012年09月 (30)
2012年08月 (31)
2012年07月 (31)
2012年06月 (30)
2012年05月 (31)
2012年04月 (30)
2012年03月 (31)
2012年02月 (29)
2012年01月 (31)
2011年12月 (31)
2011年11月 (30)
2011年10月 (31)
2011年09月 (30)
2011年08月 (31)
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
忍者ブログ [PR]