忍者ブログ
首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。







以前掲載したKD60形のトップナンバー KD601(2001年製)です。JR蘇我駅からタキを受け取ってきました。

蘇我-千葉貨物駅間にて(地図) K10D







EF200の試作機901号機です。新塗装になっています。





こちらは量産機の3号機。屋根上のカバーが試作機よりも小型になっています。





量産機の9号機。どう見ても青色が違うと思うのですが、単に色あせが早過ぎるだけかも。側面窓についてはここを参照。


(1)浜川崎にて(地図) (2,3)横浜羽沢にて(地図



先日掲載した(ワ100)はタイヤ付きのトレーラーそのものを鉄道輸送する方式でした。モーダルシフトの究極の方式と言えますが実用化は失敗。現時点においての成功例は、コンテナをトラックの規格に極限まで近づけた 31ft ウイングコンテナです。



なんだか露出オーバーの汚い絵ですが、31ftコンテナの例です。「スーパーグリーンシャトル」で利用されているもので、左が背高のU51Aコンテナ、右がU48Aコンテナです。

スーパーグリーンシャトルは、JR貨物、日本通運、全国通運、通運連盟が、モーダルシフト普及のために行っている 31ftコンテナのオープン利用プロジェクトです。東京-大阪間を専用列車が毎日走っています。





なんだかシャッター速度が遅すぎる汚い絵ですが、従来の30ftコンテナです(左UV50A, 右UV47A)。宅配業者の利用が多いです。30ftをコキに2個積むと、画像のように少し「すき間」ができます。31ftコンテナはこのすき間を利用し、さらに3面開きとしてトラックと同じ大きさと構造を確保しています。

「トラック」にこだわるのは生産・物流のロット管理を変更する必要をなくすためです。無理やり 12ftコンテナに小分けすると荷主の負担が増えますし、コンテナに無駄な空間ができて輸送効率が低下しトラックに勝てません。


(1)浜川崎にて(地図) (2)宝積寺にて(地図



京成3500形はステンレス外装の鋼鉄車です。1972年に登場しました。



モハ3589。これはオリジナルの姿。方向幕に「普通」表記があるものの、貫通扉にも特大の「普通」サボがあるところがご愛敬。






モハ3548。とても同系列とは思えないほど変わってしまった更新車です。駆動系も変更されていますが、VVVF化はされていません。



千住大橋にて(地図






横浜羽沢駅で入替作業をする新鶴見機関区川崎派出所属の DE11 2002 です。圧倒的な存在感のある機関車です。


DE11 2000番台はほかのDE11 とはかなり異なるので比較してみましょう。



上が2002号機、下が1029号機です。2000番台車ではラジエータが2エンド側(短い方)に付いていて大型化しています(煙突も2エンド側になり1エンド側がダミーに)。また、足回りがすべてカバーで覆われています。これらは横浜羽沢駅の「騒音対策」として行われました。


横浜羽沢駅は貨物駅としては小規模です。たまにしか動かない DE11 が「騒音」となってしまう横浜羽沢駅の立地に興味がありませんか?



はい、こんな感じの住宅地。在来線は「貨物専用線」と「貨物駅」だけ。唯一の旅客列車である新幹線は当然素通り。単に「騒音」と言うよりも、これだけ鉄道施設がありながら、その恩恵を住民がまったく受けていないことが根底にありますな、これは。

横浜羽沢にて(地図) (DE11 1029)尾久にて(地図) K10D



石橋-雀宮間放置貨車走行している電車から撮った写真シリーズ第3弾です(第1弾ヤ565第2弾ク5902)。

昨日掲載した 海上コンテナ専用 コキ200 ですが、そのルーツは1967年までさかのぼります。



コサ901(試作車)。コンテナの荷重区分としては珍しい「サ」です。20ft海上コンテナ1個済みと思われますが、固定具の数がなぜか8個もあります。






コキ9100。20ft海上コンテナ2個積みです。5トンコンテナ(当時は長さ11ft)の締結器も見えます。これも試作車で、量産車がコキ1000です(1968年)。


石橋-雀宮間にて(地図) K10D



海上コンテナの規格は、
  高さ 8½ft or 9½ft /長さ 20ft or 40ft / 幅 8ft
となっています。鉄道輸送でまず問題になるのは「高さ」で、これは車両の低床化でクリアしました(コキ100系など)。「長さ」については、もともと12ftの鉄道用コンテナ5個積みなので、20ftコンテナなら3個積めて合理的です。

ところが「荷重」という落とし穴がありました。コキ100系の積載荷重は40.5トンのため、20ftの 24トン コンテナだと重量オーバーで3個どころか2個も積めません。そこで車長を40ft(20ft2個分)と短くして荷重48.0トンにした海上コンテナ専用車が登場します。



海上コンテナ専用のコキ200です(左117、右150)。いずれもOOCL社の 40ftコンテナを1個積んでいます(左:高さ8½ft 、右:高さ9½ft)。当初高さ9½ftのコンテナを積載すると建築限界を超えると考えられたため、さらに低床のコキ72が試作されましたが、後になって線区限定なら問題ないことが判明し、高さ9½ftもそのまま積載されています。





コキ200-86。20ftコンテナ1個積みの姿。





20ftコンテナ2個積みの姿。ただし、積み荷のUT17Cは JRの鉄道コンテナです。20ftコンテナは鉄道も海上も留め具が同じなので、コキ200に積載可能ですが、一般的な 12ft鉄道コンテナは締結器を装備していないので積むことができません。そのため遭遇チャンスも少ないです。


(1,2)新座にて(地図) (3)成田にて(地図) K10D






東池袋四丁目を通過する貸切車。とくに誰も乗っていないようでした。ちなみに貸切のお値段は片道13820円(大人約86人分)。7000形、7500形、8500形、9000形から選べるようです。


ところで、ここ「東池袋四丁目」は有楽町線の東池袋駅3・4番出口の正面にあります。しかし東京メトロは、車内や構内の路線図や車内放送で「東池袋駅が都電への乗り換え駅」であることを案内していません。これは営団地下鉄時代から続いていて、「謎」となっています。



この「謎」を解明するためか、東池袋四丁目停留所の隣には「謎の探偵さん」が捜査をしています。
もう、謎だらけです..。



東池袋四丁目にて(地図) K10D






伊豆急の高所作業車E-No.1 です。レゴで作ったようで、なかなか可愛いでしょう。注目ポイントは帯の色。海側が赤、山側が青になっていて、リゾート21(2次車、3次車)と合わせてあるのです。





ところが、この MC-201 は色が反対だと思っていたら、





1年後には向きが反対になっていました。まさか色を合わせるために方転したわけではないでしょうけど...。ところで、どこで方転したんだ??


伊豆高原にて(地図



205系では最短編成となる南武支線(尻手-浜川崎)のクモハ205+クモハ204です。205系には「クモハ」の設定がなかったため、中間電動車モハ205+モハ204 のユニットを電動制御車に改造しました。



クモハ205-1001。南武支線用として「1000番台」が与えられていますが、0番台車は存在しないため1001番が クモハ205のトップナンバーになります。パンタ付きです。






クモハ204-1001。これも同形式トップナンバーになります。クモハ204には鶴見線用の1100番台(3両編成)もあります。

(1)尻手にて(地図) (2)浜川崎にて(地図






背景のドクターイエローじゃなくて、手前のコンテナが今日の主役です。





これほど潔い型番は「1号機関車」以来ではなかろうかと思われる Z-1 コンテナ。コンテナの中では異端中の異端「人間を乗せるコンテナ」です。でも、コンテナハウスではなくて、機関車の性能を検測することがお仕事。





ZGZ-101コンテナ。Z-1コンテナに電源を供給するコンテナです。

東京貨物ターミナルにて(地図) K10D



京成名物?の「行商専用車」は、芝山千代田746発、京成上野945着の普通電車最後尾(1号車)です。



どの駅にもこのような看板が付いています(左から青砥駅、千住大橋駅、日暮里駅)。青砥駅には、右端のような「行商組合 専用車両」という掲示も出ています。行商組合かぁ....。






撮影する駅は、後ろ側に出口がなく、乗降が少ないけど行商の降車が見込まれる駅ということで千住大橋に決定。この日の行商専用車は最新鋭の新3000形モハ3020-1でした。3300形の方が雰囲気が合っているような気がしますが。






降りてきました、行商のおばあさん。子どもの時に総武緩行線で沢山見たことがありますが、千葉って行商さんが多いのでしょうか。ちなみに車両には「行商専用車」ではなく「嵩高荷物専用車」と書いてありました(画像右上)。でも、これでは客扱いしない荷物車みたいじゃない?






目指すはエレベーター...(?)。この方々もバリアフリーの恩恵を受けているのね。さあ、気をつけていってらっしゃい。

千住大橋にて(地図) K10D






JR東日本の交直両用事業用電車E491系"East i-E" に組み込まれている マヤ50 5001 です。これは 50系客車からの改造車(オハフ50 2301 → スヤ50 5001 → マヤ50 5001)なのでE491系とは無関係ですが、East iに組み込み可能とした改造(スヤ→マヤ)のときに塗色も East i カラーになっています。お仕事は建築限界の測定。いろいろな方向を向いた窓から光学的に測定します。

ちなみに昔の「建築限界測定車」は、



有名な「おいらん車」オヤ31(画像はオヤ31 12)です。画像のオヤは「かんざし」が寝ていますが、測定中はこれを立てて、物理的にぶつけて調べます。






こちらが E491系、クヤE490-1。パンタは測定用です。運転席にカメラが5台も置いてありました。







2号車にマヤ50を挟んでいるので3号車になるモヤE490-1 です。シングルアームパンタを2基載せています。特徴ある断面形状から、E491系はE257系をベースにしていることがわかります。






最後尾のクモヤE491-1。下枠交差の前パンタが魅力的です。連結器は双頭式。


(1,3,4,5)両国にて(地図) (2)佐久間レールパークにて(地図



JR貨物のワ100形が川崎貨物駅に留置されています。いつからかは知りませんが。



1991年に試作されたデュアル・モード・トレーラー(DMT)です。「地球温暖化」や「CO2削減」が見向きもされなかった時代に、モーダルシフトの試行錯誤が行われていたわけです。





ワ100-901。初めて「生」で見ましたが、トレーラーがタイヤごと台車の上に乗っているという強烈な姿です。ちなみに「ワ100-901」の型番がついているのはトレーラーの方。台車には型番なし(?)。





ワ100-902。連接構造になっています。右側と左側の台車が異なるのは「試作」だからでしょう。





ワ100-903。どうやって台車に載せるのか、どうやって台車から降ろすのか、実演を見てみたいわ。

2002年に廃車になっています。時代の風を感じての再登場でしょうか。


川崎貨物駅にて(地図





ブログ内検索
おすすめ記事
東京駅(丸の内)の変遷
2007.12.24 旧駅舎のライトアップ
2008.12.24 まだ大丸の看板が見えた頃
2009.12.24 シートに覆われ始めた旧駅舎
2010.12.24 完全にシートに覆われた頃
2011.12.24 復原駅舎が見え始める
2012.12.24 復原駅舎のライトアップ
2013.12.24 夕景の駅舎
2014.12.24 100周年でも駅前工事中
2015.12.24 相変わらず工事中
2016.12.24 まだまだ工事中
2017.12.24 ついに完成
2018.12.24 駅前の芝生
2019.12.24 オリンピック前

業平橋駅の変遷(東京スカイツリー完成まで)
2008.1.1 試験工事中
2009.1.1 基礎工事中
2010.1.1 200m越え
2010.7.1 400m越え
2011.1.1 500m越え
2011.7.1 634m達成後
2012.1.1 ホーム工事
2013.1.1 開業後(まとめ)

国立競技場駅の変遷
2014.1.1 閉鎖前の旧競技場
2015.1.1 SAYONARA国立競技場
2016.1.1 そして何もなくなった
2017.1.1 基礎工事が始まる
2018.1.1 観客席が姿をあらわす
2019.1.1 着実に進行中
2020.1.1 本体は竣工


珍車
旧草軽電鉄デキ13 珍車の最高峰
マヤ50 5001 現代版おいらん車
クト2 自走できない両運転台車
キハ08 3 自走できた客車
高岳静荷重試験車 運ばない貨車

電気機関車
遠州鉄道ED28 2 台車大きすぎ
銚子電鉄デキ3 ビューゲル電機
近江鉄道 ED31 無骨な凸型電機
都営E5000 地下鉄専用電機
EF65 501 現役最後の往年の名機

ディーゼル機関車
秩父太平洋セD300形 誘導員室付
関東鉄道DD502 なんとロッド付
DE11 2002 静音にこだわったDL
日新 NDD5602 根岸のスイッチャー
DD51 センターキャブの大型機

貨車
シキ801 問答無用の巨大貨車
ワ100 901 モーダルシフトの先駆者
ヤ565 大型除草剤散布車
タキ143645 超レアタキ

珍しいコンテナ
Z-1コンテナ 人を運ぶコンテナ
ZX45A-2コンテナ 大型検測コンテナ
UM20Aコンテナ 全身金網のコンテナ
20Aコンテナ 1台だけの桃色コンテナ
W18Fコンテナ 危険な白いコンテナ
ZX18AFコンテナ スケルトンコンテナ

希少種・絶滅危惧種
207系 千代田線の希少種(1)
06系 千代田線の希少種(2)
5000系 千代田線の希少種(3)
6000系試作車 千代田線の希少種(4)
行商専用車 京成の名物


土合駅 462段の階段トンネル
国道駅 生きた昭和のテーマパーク
田浦駅 3世代のトンネル
大師前駅 隣駅に改札がある駅
湯檜曽駅 螺旋と隧道のある駅

設備
池袋5号踏切 交差点との微妙な関係
金属工業西側踏切 8個の警報灯
太陽の恵み鉄道 2線式転車台
上野検車区の踏切 地下鉄の踏切
渋谷駅の跨線橋 階段のない跨線橋

ほかにもいろいろあります
彷鉄Archives

広告
PR
アーカイブ
2022年01月 (1)
2021年12月 (2)
2021年01月 (1)
2020年12月 (2)
2020年01月 (1)
2019年12月 (3)
2019年07月 (1)
2019年04月 (6)
2019年03月 (31)
2019年02月 (28)
2019年01月 (31)
2018年12月 (31)
2018年11月 (30)
2018年10月 (31)
2018年09月 (30)
2018年08月 (31)
2018年07月 (31)
2018年06月 (30)
2018年05月 (32)
2018年04月 (30)
2018年03月 (31)
2018年02月 (28)
2018年01月 (31)
2017年12月 (31)
2017年11月 (30)
2017年10月 (31)
2017年09月 (30)
2017年08月 (31)
2017年07月 (31)
2017年06月 (30)
2017年05月 (31)
2017年04月 (30)
2017年03月 (31)
2017年02月 (28)
2017年01月 (31)
2016年12月 (31)
2016年11月 (30)
2016年10月 (31)
2016年09月 (30)
2016年08月 (31)
2016年07月 (31)
2016年06月 (30)
2016年05月 (31)
2016年04月 (30)
2016年03月 (31)
2016年02月 (29)
2016年01月 (31)
2015年12月 (31)
2015年11月 (30)
2015年10月 (31)
2015年09月 (30)
2015年08月 (31)
2015年07月 (31)
2015年06月 (30)
2015年05月 (31)
2015年04月 (30)
2015年03月 (31)
2015年02月 (28)
2015年01月 (31)
2014年12月 (31)
2014年11月 (30)
2014年10月 (31)
2014年09月 (30)
2014年08月 (31)
2014年07月 (31)
2014年06月 (30)
2014年05月 (31)
2014年04月 (30)
2014年03月 (31)
2014年02月 (28)
2014年01月 (31)
2013年12月 (31)
2013年11月 (30)
2013年10月 (31)
2013年09月 (30)
2013年08月 (31)
2013年07月 (31)
2013年06月 (30)
2013年05月 (31)
2013年04月 (30)
2013年03月 (31)
2013年02月 (28)
2013年01月 (31)
2012年12月 (31)
2012年11月 (30)
2012年10月 (31)
2012年09月 (30)
2012年08月 (31)
2012年07月 (31)
2012年06月 (30)
2012年05月 (31)
2012年04月 (30)
2012年03月 (31)
2012年02月 (29)
2012年01月 (31)
2011年12月 (31)
2011年11月 (30)
2011年10月 (31)
2011年09月 (30)
2011年08月 (31)
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
忍者ブログ [PR]