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首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
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独コッペルのベビーロコ号です。有田鉄道から東武鉄道へ譲渡され現在は城北交通公園に保存されています。





その後ろに連結されている謎の車両。3方がコンクリートで囲まれているため本当に「車両」なのかは定かではありません。





一応、連結器は付いています(右がコッペル)。


城北交通公園にて(地図






板橋区の城北交通公園に保存されている D51 513号機です。





動輪はなぜか灰白色です。剥げ落ちたようにも見えないので、保存時に白く塗ったのではないでしょうか。





小さな資料館が併設されていて、鉄道模型やジオラマ、SLのパネル等が収集されています。513号機の解説パネルもありますが、D51を「今は北海道、九州、山陰などに、わずかにその姿を残しています」と解説しています。このパネルも35年以上の歴史があるわけです。

城北交通公園にて(地図






東武B3形蒸気機関車34号です。B4形(旧国鉄5650形)と似ていますが、これは東武が輸入したもので国鉄に在籍したことはありません。1914年ベイヤー・ピーコック社製です。






現在は大田区の萩中公園に保存されています。屋根に悪ガキがいますが...。






前述の悪ガキは煙突に移動。もう、ほとんど遊具です。



萩中公園にて(地図






碓氷峠鉄道文化むらに静態保存されているDD53 1号機です。ラッセルを取り付けた状態です。





甲殻類のアップ写真みたい..。





本体です。しっかり取り付けられています。





2エンド側。


碓氷峠鉄道文化むらにて(地図







大田区立萩中公園に保存されている軌道モーターカーです。1955年加藤製作所製。主に関西で働いた後大船工場所属となり、1976年に大田区に譲渡されています。


萩中公園にて(地図






東急の「電車とバスの博物館」に保存されている旧東京横浜電鉄モハ510です。東急になってからはデハ3450を名乗っています。巨大なヒサシを付けています。


電車とバスの博物館にて(地図







東急 旧玉川線用デハ204です。現在は電車とバスの博物館に保存されています。「連結2人のり」という意味不明な用語を理解するには、玉川線が路面電車であり単行(運転手と車掌が乗務)が基本であることが予備知識となります。で、「1両ではなく2両連結された車両だけど乗務員は運転手と車掌の2人だよ」という意味です。





反対側もデハ204です。2両とは言っても連接車のためか、型番は同じ。





連接部分です。情けないくらい小さな車輪がついています。


電車とバスの博物館にて(地図






湘南窓の西武351系クモハ355です。横瀬車両基地に保存されています。登場当時はこんな色だったそうです。





こちらは大井川鐵道に譲渡されたクハ513。現在は千頭駅に保存...というか、放置されています。





同じ境遇のモハ313です。とりあえず現存するのは以上3両です。


(1)横瀬にて(地図) (2,3)千頭にて(地図






日本工業大学・工業技術博物館に動態保存されている2100形2109蒸気機関車です。





この日は2109号の有火運転はなく、かわりにライブスチームの49610号が走っていました。ちなみに、模型用の軌道も常設となっていて、学内の通路や庭園を駆け抜ける長距離コースもあります。

同大がある宮代町には東武40形(国鉄5655)のほか、こんな物件もあります。


工業技術博物館にて(地図







御殿場線・山北駅に隣接する山北町鉄道公園に保存されているD52 70号機です。屋根付きの屋外展示で、保存状態は極めて良好です。





D52は、国産最大級の貨物用SLとして1943~1945年に製造されました。物資と技術者が極端に欠乏した時代の、いわゆる戦時設計の機関車です。そのため品質のバラツキが大きく、事故が多発しました。





D52 70号機は東海道本線・山陽本線で活躍し、1951年から国府津機関区配属となり、御殿場線電化の1968年まで同線で使用されました。





御殿場線は丹那トンネルが開通する1934年までは東海道本線でした。急勾配のため補機の連結が必要で、ここ山北には機関区が設置されていました。この70号機が保存されている場所は山北機関区の跡地になります。ただし、70号機が製造されたときには、すでに同機関区は廃止されており、山北の繁栄を70号機は知りません。





現在の山北駅です。機関区廃止後も駅だけは残っています。





このホーム(未使用)は当時の遺構でしょうか。左下に停車場中心の標識が見えます。今年は開業120周年だそうです。





鉄道の拠点としての地位を失い半世紀以上が経過していますが、一応、祝賀モードみたいです。





前述の公園にはD52 70以外にもうひとつ「機関車」がありました。


山北にて(地図






非常に珍しい片ボギー(画像左が1軸、右がボギー)のキハ101。旧加悦鉄道が日本車輌に発注した車両です。加悦SL広場で保存され、2004年に動態化されています。

加悦SL広場にて(地図






サラリーマンの待ち合わせ場所として有名な新橋駅前の C11 292。この機関車はデフレクターは木製、蒸気ドームと砂箱カバーはかまぼこ形という節約重視の戦時設計車(4次車)として登場しました。





1枚目は2年前、2枚目は現在のようすですが、背景のお店が「キムラヤ」から「ヤマダ電機LABIデジタル館」に変わっています。キムラヤは都心では有名なディスカウントストアでしたが、2007年に経営破綻しキムラヤセレクトとなりヤマダ電機の子会社となりました。


新橋にて(地図







1999年までお座敷列車「くつろぎ」として利用されていたスロフ12-822。現在は碓氷峠鉄道文化むらに存在していますが、保存と言うより「廃物利用」の方が適切かも。園内マップにも「休憩所」としか載っていません。





貫通路は「休憩所」への入り口。





2号車のオロ12-841。





くつろぎ編成は6両編成で、文化むらに入らなかった4両は横川駅構内に放置されたあと、2006年に解体されています。画像は6号車スロフ12-821。


碓氷峠鉄道文化むら・横川にて(地図) K10D






SLの足回りを利用した 1953年森製作所製の2軸DL、通称森ブタです。

1935年に大事故を起こし機関を換装、1972年休車、1999年稼動状態に復元という経歴です。


加悦SL広場にて(地図





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