忍者ブログ
首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。







久原鉱業所日立製作所製13号機関車です。旧日立鉱山で1960年まで使用された軽便電気機関車で、日立製作所水戸工場で保存された後、日鉱記念館で展示されています。パンタグラフは旧草軽電鉄デキ13と同様の形です。こちらの方が10年ほど古い車両ですが、さすがに「日立」本拠地だけあり全体のデザインは洗練されています。しかし、両方とも13号機というのは運命のいたずらか。


日鉱記念館にて(地図



狭義の鉄道として最も古い電気鉄道は甲武鉄道ですが、広義の鉄道として日本最古の電気鉄道は1891年の足尾銅山専用鉄道(軌間475mm)になります。



足尾15型は同線での現存最古の自社製電気機関車です。





こちらは足尾A型電気機関車A-1。やはり自社製で、1953年改造の銘標が残っています(製造年は未確認)。後ろに連結されている2両は「人車」と呼ばれる鉱山での人員輸送用客車(1955年製造)、さらにその後ろは1t角鉱車です。





A-1の運転台です。


足尾銅山観光にて(地図






足尾歴史館に保存されている渡邊與助商店製ガソリン機関車です。カバーがすべて外されているので展示用でしょう。
参考:各社の小型機関車(酒井重工業製加藤製作所製加藤製作所製・日本輸送機株式会社製森製作所製


足尾歴史館にて(地図






修繕が終わり綺麗な姿になった6086です。





修繕はあくまでも外装だけで、静態には変わりはないようです。


荒川車庫にて(地図






杉戸高野台駅ほぼ駅前の長戸路児童公園に保存されているED5010形 ED5020 です。児童公園内ということもあり、窓ガラスはすべて封鎖されています。伸びきったパンタの片方は上部がありません。なお、綺麗な姿の同型機ED5015は東武博物館に保存展示されています。





ED5020と連結されて保存されているヨ101形ヨ126。こちらの窓ガラスも同様。国鉄の車掌車とは違って、デッキが異常に広くなっています。





一応塗り直しはしているようです。保存場所を考慮すれば、保存状態はまあまあでしょう。


長戸路児童公園にて(地図






鉄道100周年を記念して1972年に登場した、4人乗りの磁気浮上式リニアモーター試験車ML100です。国鉄マークがなつかしい。





517km/hの世界最高速度(当時)の記録をもつML500は1977年製。無人のため窓がありません。





MLX01-3。MLX01形は山梨実験線に2, 4, 12, 21, 22A, 901Aの6両が存在しています。





MLX01-3の後ろ側。MLX01形として新製されたのは9両で、形の違うMLX01-1がJR東海に保存されています。中間車の5は廃車になっています。





(2012.5.18追記) JR東海のリニア・鉄道館に保存されたMLX01-1です。



(1,3,4)鉄道総合技術研究所にて(地図) (2)交通科学博物館にて(地図) (5)リニア・鉄道館にて






ただものではない風貌の木造客車ハニフ1。この車両は最終的に松本電気鉄道で使用されましたが、もとは甲武鉄道デ968という2軸電車でした。甲武鉄道は日本初の電気鉄道(1904年飯田町-中野)であり、この車両はその当時東京を電気で走っていたわけです。現在は鉄道博物館に保存されています。





鉄道博物館にて(地図






クハ901-1に番号が復元された上で東京総合車両センターに静態保存された旧クハ209-901です。





東京総合車両センターにて(地図






元東武DRCモハ1724がわたらせ渓谷鐵道神戸(ごうど)駅に「レストラン清流」として転用されています。





レストランはホームに直結しているため途中下車せずに食事ができます。厨房を挟んで桐生方にモハ1725も利用されています。(参考:同編成の先頭車モハ1726とモハ1721


神戸にて(地図






国分寺市ひかりプラザで保存されている951形951-1です。1968年製の試験車両で、1991年に国分寺市に寄贈されています。





後ろから。貫通口は車いす用のリフトに直結しています。





車内は新幹線資料館となっていて、座席、各種関連資料、Nゲージレイアウトなどがあります。





国分寺市に寄贈されたのは、同市に鉄道総合技術研究所があるためです(ひかりプラザのちょうど正面)。ここで新幹線の開発研究が行われたことから町名も「光町」になっています。


国分寺市ひかりプラザにて(地図






旧熱海鉄道(熱海-小田原間25km, 軌間762mmの軽便鉄道)で1907年に使用開始となったB形タンク機です。小さなボイラー、長い煙突と蒸気ドーム、そしてキャブ。25kmを2時間40分もかけて走っていた姿を想像すると、何ともユーモラスです。準鉄道記念物に指定され熱海駅前で保存されています。


熱海にて(地図






都電おもいで広場に保存されているPCCカー5501です。以前も掲載しましたが、違いは休園日なのでドアが閉まっていることと、一般人の足が写っていないこと..。ただし、柵越しの撮影になります。





正面から。この5501を見ていつも思うのですが、





「乗降者優先」はまあ許せるとして、「5501」は雑すぎではなかろうか。


都電おもいで広場にて(地図






ららぽーと新三郷に保存された元「夢空間」編成のオシ25 901です。夏休み期間中は「新三郷鉄道フェア」の目玉として有料(飲み物付き)で入ることができます。





ラウンジカーのオハフ25 901。オシ25 901とは違う場所に設置されています。





上から見たところ。車両としては独立していますが、フードコートに組み込まれており、車内も利用されています。残るオロネ25 901は引き取られず、尾久に留置されています。


新三郷にて(地図






綾瀬検車区で動態保存されている旧営団地下鉄(現東京メトロ)3000系3001です。一旦長野電鉄に譲渡されたあと東京メトロに戻ってきた車両です。


綾瀬検車区にて(地図





ブログ内検索
おすすめ記事
東京駅(丸の内)の変遷
2007.12.24 旧駅舎のライトアップ
2008.12.24 まだ大丸の看板が見えた頃
2009.12.24 シートに覆われ始めた旧駅舎
2010.12.24 完全にシートに覆われた頃
2011.12.24 復原駅舎が見え始める
2012.12.24 復原駅舎のライトアップ
2013.12.24 夕景の駅舎
2014.12.24 100周年でも駅前工事中
2015.12.24 相変わらず工事中
2016.12.24 まだまだ工事中
2017.12.24 ついに完成
2018.12.24 駅前の芝生
2019.12.24 オリンピック前

業平橋駅の変遷(東京スカイツリー完成まで)
2008.1.1 試験工事中
2009.1.1 基礎工事中
2010.1.1 200m越え
2010.7.1 400m越え
2011.1.1 500m越え
2011.7.1 634m達成後
2012.1.1 ホーム工事
2013.1.1 開業後(まとめ)

国立競技場駅の変遷
2014.1.1 閉鎖前の旧競技場
2015.1.1 SAYONARA国立競技場
2016.1.1 そして何もなくなった
2017.1.1 基礎工事が始まる
2018.1.1 観客席が姿をあらわす
2019.1.1 着実に進行中
2020.1.1 本体は竣工


珍車
旧草軽電鉄デキ13 珍車の最高峰
マヤ50 5001 現代版おいらん車
クト2 自走できない両運転台車
キハ08 3 自走できた客車
高岳静荷重試験車 運ばない貨車

電気機関車
遠州鉄道ED28 2 台車大きすぎ
銚子電鉄デキ3 ビューゲル電機
近江鉄道 ED31 無骨な凸型電機
都営E5000 地下鉄専用電機
EF65 501 現役最後の往年の名機

ディーゼル機関車
秩父太平洋セD300形 誘導員室付
関東鉄道DD502 なんとロッド付
DE11 2002 静音にこだわったDL
日新 NDD5602 根岸のスイッチャー
DD51 センターキャブの大型機

貨車
シキ801 問答無用の巨大貨車
ワ100 901 モーダルシフトの先駆者
ヤ565 大型除草剤散布車
タキ143645 超レアタキ

珍しいコンテナ
Z-1コンテナ 人を運ぶコンテナ
ZX45A-2コンテナ 大型検測コンテナ
UM20Aコンテナ 全身金網のコンテナ
20Aコンテナ 1台だけの桃色コンテナ
W18Fコンテナ 危険な白いコンテナ
ZX18AFコンテナ スケルトンコンテナ

希少種・絶滅危惧種
207系 千代田線の希少種(1)
06系 千代田線の希少種(2)
5000系 千代田線の希少種(3)
6000系試作車 千代田線の希少種(4)
行商専用車 京成の名物


土合駅 462段の階段トンネル
国道駅 生きた昭和のテーマパーク
田浦駅 3世代のトンネル
大師前駅 隣駅に改札がある駅
湯檜曽駅 螺旋と隧道のある駅

設備
池袋5号踏切 交差点との微妙な関係
金属工業西側踏切 8個の警報灯
太陽の恵み鉄道 2線式転車台
上野検車区の踏切 地下鉄の踏切
渋谷駅の跨線橋 階段のない跨線橋

ほかにもいろいろあります
彷鉄Archives

広告
PR
アーカイブ
2022年01月 (1)
2021年12月 (2)
2021年01月 (1)
2020年12月 (2)
2020年01月 (1)
2019年12月 (3)
2019年07月 (1)
2019年04月 (6)
2019年03月 (31)
2019年02月 (28)
2019年01月 (31)
2018年12月 (31)
2018年11月 (30)
2018年10月 (31)
2018年09月 (30)
2018年08月 (31)
2018年07月 (31)
2018年06月 (30)
2018年05月 (32)
2018年04月 (30)
2018年03月 (31)
2018年02月 (28)
2018年01月 (31)
2017年12月 (31)
2017年11月 (30)
2017年10月 (31)
2017年09月 (30)
2017年08月 (31)
2017年07月 (31)
2017年06月 (30)
2017年05月 (31)
2017年04月 (30)
2017年03月 (31)
2017年02月 (28)
2017年01月 (31)
2016年12月 (31)
2016年11月 (30)
2016年10月 (31)
2016年09月 (30)
2016年08月 (31)
2016年07月 (31)
2016年06月 (30)
2016年05月 (31)
2016年04月 (30)
2016年03月 (31)
2016年02月 (29)
2016年01月 (31)
2015年12月 (31)
2015年11月 (30)
2015年10月 (31)
2015年09月 (30)
2015年08月 (31)
2015年07月 (31)
2015年06月 (30)
2015年05月 (31)
2015年04月 (30)
2015年03月 (31)
2015年02月 (28)
2015年01月 (31)
2014年12月 (31)
2014年11月 (30)
2014年10月 (31)
2014年09月 (30)
2014年08月 (31)
2014年07月 (31)
2014年06月 (30)
2014年05月 (31)
2014年04月 (30)
2014年03月 (31)
2014年02月 (28)
2014年01月 (31)
2013年12月 (31)
2013年11月 (30)
2013年10月 (31)
2013年09月 (30)
2013年08月 (31)
2013年07月 (31)
2013年06月 (30)
2013年05月 (31)
2013年04月 (30)
2013年03月 (31)
2013年02月 (28)
2013年01月 (31)
2012年12月 (31)
2012年11月 (30)
2012年10月 (31)
2012年09月 (30)
2012年08月 (31)
2012年07月 (31)
2012年06月 (30)
2012年05月 (31)
2012年04月 (30)
2012年03月 (31)
2012年02月 (29)
2012年01月 (31)
2011年12月 (31)
2011年11月 (30)
2011年10月 (31)
2011年09月 (30)
2011年08月 (31)
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
忍者ブログ [PR]