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首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
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「定期運用されている現役国鉄クハ」3日目です。



国鉄203系は1982年に登場した、千代田線直通の常磐線用通勤電車です。アルミ車体・チョッパ制御という特長があります。同線にはステンレス車体・VVVFインバータ制御の207系も国鉄車輌として残っています。しかし、E233系2000番台車の導入により203系・207系とも廃車となる予定です。





国鉄のアルミ製電車には301系という電車(抵抗制御)もあり、地下鉄東西線と直通運転していました。現在は系列消滅していますが、クモハ300-4 が大宮で保存されています。


(1)代々木上原にて(地図) (2)大宮センターにて(地図



「定期運用されている現役国鉄クハ」2日目です。

千葉地区にはスカ色の国鉄113系が多数残っています。ほとんどは千葉以東・以南の運用ですが、都内まで定期運用される列車もあります。



両国駅3番線に入線したスカ色113系(先頭はクハ111-1443)。回送で入線し、折り返し回送で発車する列車です。背景に見えているのは「江戸東京博物館」です。





両国国技館をバックに停車中のクハ111-1128。この編成は、4両編成×2の8両編成になっていて、各「1号車」が新聞輸送(夕刊)の荷物車扱いとなります。両国には新聞を積み込むためにやってきます。千葉まで回送され、編成が分割併合され一方が内房線安房鴨川行き、他方が外房線安房鴨川行きになります。客扱いは千葉からです。





JR西日本・京都総合運転所の湘南色クハ111。延命工事により、前面窓のHゴムが金属枠になった「鉄仮面」となっています。

(1)両国にて(地図) (2)京都にて(地図) K10D




今回から1週間にわたって、「定期運用されている現役国鉄クハ」を掲載します。




東海道線(東京口)では最古参形式となってしまった185系。そのトップナンバーA1編成の先頭車クハ185-1です。






製造されたのは1981年。当時は3本の緑色斜め線という斬新なデザインでした。1999年にリニューアル工事が行われ、このような湘南色に変更されました。しかしこの塗色変更のおかげで、今では東京駅でオリジナル湘南色を保つ唯一の系列になりました。





湘南色クハ111と並ぶクハ185-1(2004年9月撮影)。111・113系は2006年に東京駅から姿を消しました。






今年登場した最新鋭のE233系クハE233-3501 と並ぶ クハ185-110。27歳差です。新しい湘南色は明るい色調に変わりました。






185系の特長は特急列車にも普通列車にも運用されることです。最新鋭のE233系でもそのようなことはできません。


(1)伊豆高原にて(地図) (2-5)東京にて(地図) K10D






交直両用電車としてはJR初の4ドア通勤電車です。常磐線用として製造されましたが、2007年3月からは上野乗り入れをグリーン車連結のE531系 に譲ったため、現在は土浦以北で活躍しています。


水戸にて(地図) K10D






武蔵野線の205系の大半は山手線を走っていた車両です。この2編成もそうです。クハ205とはスカートが逆向きです。


南流山にて(地図) K10D



E233系クハE232を集めてみました。



クハE232-48。E233系は中央線系統でデビューしました。






クハE232-1007。中央線の次に投入されたのが京浜東北線。同線の北限は大宮なのでドア横の開閉ボタンがありません。塗り分けも中央線とは微妙に異なります。






クハE232-3001。次に登場したのが東海道線。将来の高崎・東北線への運用を考慮して開閉ボタンが付いています。もちろんグリーン車も登場。



グリーン車、サロE232-3001とサロE233-3001。

まもなく常磐線にもE233系が投入される予定ですが、千代田線直通となるため非常用の前面ドアが追加される上、車体幅も狭くなります。E233系特有の「ぽっちゃり顔」ではなくなりますね..。


(1)青梅にて(地図) (2)赤羽にて(地図) (3,4)東京にて(地図) 






E217系Y24編成 クハE217-24 の更新前後の比較です。帯の色と形状、ロゴが変更され、列車番号表示がLEDになりました。 211系 ほど酷くはありませんが、正統スカ色は消滅してゆくのでしょうか...。そのほか制御装置が変更されたそうです。

(左)大船にて(地図) (右)逗子にて(地図) K10D



首都圏の6ドア車は現在4種類。




サハE230-561。山手線ではホームドアが設置されることになり、山手線からは6ドア車が姿を消す予定です。






サハ208-49。京浜東北線でもE233系導入により209系6ドア車が淘汰されることになります。






サハ204-6。もともと山手線用だった205系。埼京線では大宮寄りのサハ2両が6ドア車になっています。






東急サハ5809。東急では5000系(JR東日本E231系と同設計)から6ドア車が登場しました。


6ドアにすることの最大のメリットは乗降時間の短縮です。座席は折りたたみ式になっていて、ラッシュ時は全席立席になります。こんな車両で通勤したくないですね..。


(!)池袋にて(地図) (2)大宮にて(地図) (3)大崎にて(地図) (4)西新井にて(地図) K10D




クハ209-3101 は、第3セクター「東京臨海高速鉄道」の余剰車がJR東日本に売却されて、既存系列209系の「3100番台」として編入された「珍車」です。最後尾のクハ208-3101も同様。



この編成の面白いところは、クハだけは他社からの編入車でありながら、中間車のモハ208-3101とモハ209-3101 はJRの「新製」車両という点です。「改造」ではなく、この編成のためにわざわざ新製されています。






クハ208-3101 の種車は、東京臨海高速鉄道の70-029 です。同型の70-069と比較するとこんな感じ。案外簡単な改造です。






こちらは純JRのクハ209-3003です。3000番台は八高・川越線専用として作られた番台で、3100番台もこれに準じた改造がなされています。


(1,2)高麗川にて(地図






東北交流区間の標準車両701系、クモハ701-1027です。クハ700-1027とユニットを組んでいます。E721系 という新型電車も登場していますが、まだまだ主力として活躍しそうです。

黒磯にて(地図) K10D



国府津と言えばコテコテ(?)の関東ですが、なぜか御殿場線がJR東海に継承されたため、車両はJR東海ですし、スイカもパスモも使えません。私のようにホームで行き先を決める人間には非常に不便な駅であります。



JR東海の標準車とも言える313系の2両編成(クハ312-3010 + クモハ313-3010)が発車を待っています。JR東日本の普通電車(15両編成)に対応する長いプラットホームにたった2両の電車。発車20分前にもかかわらず座席は満員で立っている人もいます。田舎の電車はだいたいどこでもそうですが、車両数が少なすぎ。本数も少なすぎ。

国府津にて(地図) K10D






日光線用の107系4両編成(クモハ107-6, クハ106-6, クモハ107-8, クハ106-8)です。





107系は2両編成で1ユニットになっていて、クハは分散式冷房、クモハは霜取りパンタ付きのダブルパンタに集中式冷房となっています。この車両はどうも落ち着かないデザインですが、これは異常に小さい戸袋窓が原因。戸袋窓とは言っても、ドアと重なるのは、運転台のない車端部分の1枚だけ。





高崎支社用のクハ106-102。この100番台1次車でも戸袋窓は変更されていませんが、






2次車からはご覧のように変更されてスッキリしました。なお、100番台には霜取りパンタがありません(画像はクモハ107-111)。


宇都宮にて(地図) 小山にて(地図) 高崎にて(地図



今日もジョイフルトレインに改造された485系電車です。



このハデハデな車両は「きらきらうえつ」のクハ485-701です。ジョイフルトレインの多くがグリーン車扱いの「ロ」ですが、「きらきらうえつ」は4両すべてが普通車の「ハ」になっています。

余目にて(地図



新宿駅に到着した小田原発「おはようライナー新宿24号」です。オール2階建ての215系は、以前は快速アクティーに使用されていたので乗車チャンスが多かったのですが、現在は通勤用のライナー列車(座席定員制)に運用されているため、乗ることができなくなりました。215系を間近で見たのも5年ぶりです。



ライナー列車と言えば、昔、小泉今日子がJR東日本のCM(おそらく関東ローカル)で、

ライナー列車で通勤、コナー。みんな乗ってちょうライナー!」

と言っていたのを覚えています。「だからどうした?」と言われても、ただ覚えているというだけですけど。ちなみに、私はライナー列車に乗ったことがありません。

新宿にて(地図





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