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首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
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貨物鉄道博物館で保存されているワフ21120です。ワフ21000形はわが国初の鋼製有蓋緩急車です。この車両は汽車製造で1934年に製造され、1977年から西濃鉄道で推進運転に用いられた後、2002年に廃車になっています。





車軸は荷物室側に偏っています。車掌室に対して荷物室がかなり小さく小口貨物の積載に用いられました。

貨物鉄道博物館にて






旧新潟交通電車線の月潟駅で保存されている全長11mの電動有蓋貨車モワ51です。貨物車と除雪車の牽引・推進に使用され、大きなスノープラウを装着しています。





保存状態は非常に良好です。


旧月潟駅にて






小樽市総合博物館で保存されているDD14 323号機です。







小樽市総合博物館にて






東大の農場博物館にあるトロッコ用の軌間610mmターンテーブルです。





堆肥舎とトロッコ車庫(テント)との分岐位置にあります。東大農場飼畜場軌道の分岐はすべて転車台で行っていました。テントの先にも軌道が延びて畜産設備がありましたが、現在は塞がれています。





反対側の旧乳牛室(現農場博物館)。現役だった頃は乳牛室内までレールが伸びていました。





トロッコの出庫のために、転車台は現役です。出庫時と帰庫時に演示があります。当然、手動です。





トロッコ型ベンチです。なかなか上出来です。


農場博物館にて






サッポロビール園に保存されている9643です。96の魅力はスマートさのかけらもない姿だと思いますが、私は96を見ると農耕牛を連想してしまうのです。





サッポロビール園にて






頸城鉄道資料館で保存されている旧頸城鉄道 4t積み木製有蓋貨車 ワ14です。貴重な軌間762mmの貨車です。

製造年・製造所は不明。魚沼鉄道(軽便)で使用され、国鉄魚沼線(特殊狭軌線)となってからもケワフ100形として使用されたようです。頸城鉄道に入ったのは1949年です。





撮影時は改修が行われていました。(参考:貨物鉄道博物館で改修中のワ5490

頸城鉄道資料館にて






交通資料館に保存されている札幌市交通局地下鉄南北線第4次試験車「すずかけ」です。





もう、ほれぼれするような外観です。





動力系は営業車両とほぼ同等で、連接仕様になっています。





反対側。上が南北線の高架になっていて、橋脚をくぐるように展示されています。


交通資料館にて






東大の農場博物館に保存展示されている旧小野石灰工業青海工場 平トロッコです。木製荷台(かご)部分は農場博物館が追加したもので、青海工場当時の復元ではありません。

自らのトロッコを喪失していた東大・農場博物館は、昭和初期に作られた畜産教育遺構の展示資料として軌間610mmのトロッコを捜していましたが、偶然にも同ゲージ・同年代のトロッコを足尾記念館が所有しており、譲渡されることになりました。それがこのトロッコです。農場博物館としては飼畜場遺構の再現が目的なので荷台を付ける必要があったわけです。





トロッコ本体は石灰によって白くなっています(足尾記念館が譲渡元ですが、足尾鉱山での使用歴はありません)。青海工場は勾配があるため、このトロッコにはブレーキが装備されています。木の棒はブレーキを操作するためのものです。もちろん飼畜場では無用の長物です。





棒を動かすと床下のブレーキ装置が動くようになっています。





車輪の右にあるのが木製ブレーキシューです。フリンジごと車輪を押さえつけます。


農場博物館にて






小樽市総合博物館で保存されている「い1」です。台車はアメリカ製、車体は北海道製。鉄道記念物です。


小樽市総合博物館にて






鉄道博物館に保存されている「開拓使号」です。アメリカ製の輸入車両です。


鉄道博物館にて






リニア・鉄道館に保存されているクハ111-1です。





佐久間レールパークだった頃の同車。狭い佐久間の中では、比較的撮影しやすいところにいました。


(1)リニア・鉄道館にて (2)佐久間レールパークにて






小樽市総合博物館で保存されている現金(日銀券)輸送車マニ30 2012です。荷物室には窓がなく、貫通路もありません。





車両中央部分の警備員室。寝台も配置されています。車両端にある車掌室とは車内で繋がっていません。


小樽市総合博物館にて






国立科学博物館に保存されているD51 231号機です。





1939(昭和14)年製。東海道本線や山陽本線などで使用された後、最後は北海道で活躍し1976(昭和51)年に追分で廃車になっています。


国立科学博物館にて






東村山市の団地内にある「くめがわ電車図書館」として利用されている西武クハ1150です。方向幕は「くめがわでんしゃとしょかん」、種別は急行です。





内部はミニサイズのこども向け図書館で、連絡先は市立図書館になっているものの「市立」ではありません。そもそも東村山市には市立図書館がなく、この「くめがわ電車図書館」の方が先に設立されたそうです(1967年)。当時から「電車」図書館だったのかはわかりませんが、少なくともこのクハ1150(1971年製造、2000年廃車)が使用されていなかったことは確かです。





保存状態は良好です。台車も含め床下機器はなく、ごらんのような形で車輪が取り付けられています。優先席もなつかしの「シルバーシート」です。


グリーンタウン美住にて





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