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首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
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TDSのディズニーシー・エレクトリック・レールウェイのトラス橋です。Headroom 13ftの注意書きがあります。桁下約4mということですが、ここをくぐるのは基本的にトランジットスチーマーラインのボートだけ。アメリカンウォーターフロントの港に停泊している船のほとんどは通行不可だと思われます。


TDSにて(地図



さて、鉄橋は何本あるでしょう?



答は5本。いずれも北千住駅を出て荒川を渡る鉄橋です。





東武伊勢崎線北千住 - 北越谷間18.9kmは複々線(JR以外の私鉄最長)のため鉄橋も2本(各複線)あります。





手前から東京メトロ千代田線、JR東日本常磐線、つくばエクスプレスの鉄橋です。もちろん全て複線。

ということで、4社4路線10線が通る5本の鉄橋が並んでいるわけですが、面白いのは通過する車種の豊富さ。「相互乗り入れ」のため、JR常磐緩行線・常磐快速線、東武伊勢崎線、東京メトロ千代田線・日比谷線・半蔵門線、東急田園都市線、小田急小田原線、つくばエクスプレスの電車が次から次へと通り抜けて行きます。


足立区日ノ出町にて(地図



昨日に続き「低い架道橋」です。



今回の物件は品川駅の北、泉岳寺駅の近くにある高輪橋架道橋(たかなわばし・かどうきょう)です。東海道新幹線、東海道本線、山手線、京浜東北線、品川車両基地という日本の大動脈が渡る架道橋。その下に一方通行の車道と片側歩道が延びています。






高さ制限はなんと1.5m 。おそらく東京一の低さです。タクシーがどんどん吸い込まれて行きます。 





泉岳寺側から入って壁面が石積の数十mの区間(山手線・京浜東北線の下付近)は比較的高く(1.7m位)、ところどころ直立可能な休憩ポイントもあります。





壁面がコンクリートになると恐怖の高さ1.5m区間の始まりです。ここから出口まで150m以上を延々と前屈みで歩くことになります。マジで低く、そして長いです。腰に来ます。





やっと出ました。一方通行出口のため標識は控えめです。





こうして見るとどこに道があるのかわかりませんね。


高輪橋架道橋にて(地図



荒川には京成線の鉄橋が2本あります。



まず、本線が走っている京成上野線鉄橋。美しいワーレントラス橋ですが、



堤防より低いという問題があります。この一帯は地盤沈下が著しく、水害を防ぐため堤防がかさ上げされました。この鉄橋のように堤防より低いところがあると、決壊する可能性があり治水の弱点となっています。



もう1本の鉄橋、京成押上線鉄橋も高さが足りず問題になっていましたが、



2002年にようやく掛け替えが完了しました。ちなみに周辺の橋はどうなっているかと言うと、たとえば京成押上線鉄橋の隣にある木根川橋は



約40年も前(1969年)に架け替えられて高くなっています。(さだまさしの「木根川橋」は旧橋あるいは別の橋。)


この界隈は高さにまつわる話がいろいろあるので、ついでにもう一つ。



東武伊勢崎線の牛田駅に隣接する高さ制限1.7m の架道橋です。歩道ならば珍しくもありませんが、車道としてはかなりの低さです。ガード部分は線路が丸見えで枕木に触ることができます。牛田を通過する電車でも急カーブで減速するため、真下にいてもあまり恐怖感はありません。

(この一帯は「金八先生」のロケ地です。この架道橋も登場しています。)


(1,2)京成上野線鉄橋(地図) (3,4)京成押上線鉄橋と木根川橋(地図) (5)牛田にて(地図







中央線信濃境-富士見間の車窓です。右奥に八ヶ岳が見えます。手前に見える鉄橋が旧立場川鉄橋の遺構です。





立場川鉄橋は単線となっていて、同区間の複線化により1980年に廃橋となりました。逆トラス橋の両端にはガーダー橋があります(片方は木に隠れて見えない)。背後に見えるコンクリート橋が中央高速、その後ろが八ヶ岳エコーライン(農道)です。



信濃境-富士見間にて(地図) K10D







上野駅地下ホームから地上に出て、最初に通り抜ける赤羽台トンネルはご覧の通り神社の下です。埼京線もこのトンネルを通ります。構造的にはトンネルポータルのコンクリートの上に社務所が建っている感じです。





坂の上から見るとこういう感じです。


赤羽八幡神社にて K10D + DA50-200mm

撮影地の地図


尾久の広大な車両基地の下には、このトンネルがあります。しかし、名称は「尾久構内架道橋」。





架道橋と言うことは、このトンネルこそが本来の「道」であり、トンネルの天井に見える部分が「橋」ということになります。つまり、ここは橋の下。
長さは短いけれど、恐ろしく幅の広い橋です。

尾久にて K10D + Tamron AF70-300mm







聖橋から秋葉原を眺めた、おなじみの景色です。川をまたいでいるガーダー橋が総武線神田川橋梁、緑色の鉄橋が松住町架道橋です。今までとくに感じませんでしたが、陸地部分の松住町架道橋の方が立派に見えます。






松住町架道橋は、その名の通り「道」を跨いでいます。

お茶の水-秋葉原間にて K10D + DA50-200mm





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