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首都圏の鉄道を静かに彷徨うブログです。現在、不定期運行中。
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コンテナの積み荷もいろいろだなあ...と実感できる小麦粉専用のタンクコンテナです。



日清製粉所有の UT18A コンテナ。小麦粉コンテナはタンクが大きく、下側の構造が複雑です。なぜかは知りません。





日本製粉所有の UT19A コンテナ。





千葉製粉所有の UT20A コンテナ。


隅田川駅にて(地図) K10D






日通独自規格の 6ftコンテナです。このままではコキに積むことができないため、UM9A 無蓋コンテナに載せて積み込みます。




UM9Aに載せた状態。積載は2個単位となります。


(1)隅田川駅にて(地図) (2)池袋にて(地図






JR貨物所有の検測用事業コンテナ ZX45A-2 です。先日掲載した Z-1 と ZGZ-101 コンテナの両方を兼ね備えた 30ft サイズのコンテナです。検測用のアンテナ4本付き....ってウソです。屋根に立っているハエたたき状の4本は背後にある大井埠頭中央公園の照明です。


東京貨物ターミナルにて(地図



先日掲載した(ワ100)はタイヤ付きのトレーラーそのものを鉄道輸送する方式でした。モーダルシフトの究極の方式と言えますが実用化は失敗。現時点においての成功例は、コンテナをトラックの規格に極限まで近づけた 31ft ウイングコンテナです。



なんだか露出オーバーの汚い絵ですが、31ftコンテナの例です。「スーパーグリーンシャトル」で利用されているもので、左が背高のU51Aコンテナ、右がU48Aコンテナです。

スーパーグリーンシャトルは、JR貨物、日本通運、全国通運、通運連盟が、モーダルシフト普及のために行っている 31ftコンテナのオープン利用プロジェクトです。東京-大阪間を専用列車が毎日走っています。





なんだかシャッター速度が遅すぎる汚い絵ですが、従来の30ftコンテナです(左UV50A, 右UV47A)。宅配業者の利用が多いです。30ftをコキに2個積むと、画像のように少し「すき間」ができます。31ftコンテナはこのすき間を利用し、さらに3面開きとしてトラックと同じ大きさと構造を確保しています。

「トラック」にこだわるのは生産・物流のロット管理を変更する必要をなくすためです。無理やり 12ftコンテナに小分けすると荷主の負担が増えますし、コンテナに無駄な空間ができて輸送効率が低下しトラックに勝てません。


(1)浜川崎にて(地図) (2)宝積寺にて(地図






背景のドクターイエローじゃなくて、手前のコンテナが今日の主役です。





これほど潔い型番は「1号機関車」以来ではなかろうかと思われる Z-1 コンテナ。コンテナの中では異端中の異端「人間を乗せるコンテナ」です。でも、コンテナハウスではなくて、機関車の性能を検測することがお仕事。





ZGZ-101コンテナ。Z-1コンテナに電源を供給するコンテナです。

東京貨物ターミナルにて(地図) K10D



2日連続でコンテナを掲載するのは、さすがに気が引けますが、そこをあえて(笑)。



国鉄コンテナ C36-6675 です。21年以上が経過して、色落ち・錆び・凹み等、相当くたびれていますが、かろうじてJNR(国鉄)マークの痕跡が見えます(左上)。





C36形は、昨日掲載した19F形と同じ「側1面と妻1面」の2方開きです。偶然にもその19F形(19F-1122)と並ぶC36形(C36-5903,扉側)の画像がありました。同じ12ftコンテナでも大きさがかなり異なるのが画像からもわかります(19F形の内容積が18.9 m3 なのに対し、C36形は 17.1 m3 )。
このC36-5903はJNRマークが塗り潰されていますが、これでは輪郭はわかりますねえ(笑)。


(1)大宮にて(地図) (2)新宿にて(地図) 



この手のコンテナを目撃された方は多いでしょう。でもそれは多くの場合「19D形」です。19D が両側面2方向開きなのに対して、19F は側1面と妻1面の2方向開きです。類似形に 19G があります。



中央左が 19F-5441、中央右が 19F-6986 です。「地球環境にやさしい鉄道貨物輸送」の小型ステッカーが付いています。ちなみに他形式のステッカーはやや大きく、「環境にやさしい鉄道コンテナ」、「環境にやさしい鉄道輸送」、「環境にやさしい鉄道貨物輸送」など様々なバリエーションがあります。






19F-2093。これにはステッカーがありません。






19F-69。扉がない方の側面です。このようなコルゲート入りが一般的です。前述の環境ステッカーはこの面にはありません。






19F-6634。これも同様ですが、番号が読みやすいように縦書きになっています。






19F-2051。これは凹凸のないタイプ。少数派です。






19F-1508。コルゲートのない珍しいタイプです。



どれも同じように見えるJR貨物所有のコンテナですが、よ~く観察するといろいろな種類があるのがわかります。

(1)池袋にて(地図) (2,4,5,6)大宮にて(地図) (3)新宿にて(地図) 



上から見ないと面白みがないホッパコンテナです。



UH20B というJRの型名が付いている JOT所有のホッパコンテナです。上面に3個の蓋があります。妻板面の下部に取り出し口も見えます。





同じUH20 でも UH20A は口が斜め上に付いています(エム・ティ・ビー所有)。





JOT所有の青いコンテナ。一見ホッパコンテナには見えませんが、上面に蓋がついています。どこから出すのかよくわかりませんけど。妻板の扉の中に仕掛けがあるのでしょう。


(1,3)市原埠頭入口交差点にて(地図) (2)土浦にて(地図) K10D






4段重ねの UM14A無蓋コンテナです。中身がカラなのか、平べったいモノが入っているのか、ここからはわかりません。




(2010.8.17追加) 実はこの記事は参照が多いので1枚追加。UM14Aコンテナだけを最大限に積載したコキ106-51。撮影場所は2008年のときと同じ浜川崎。


浜川崎にて(地図



川崎市の「ゴミ輸送コンテナ」の続きです。続きと言っても、前回は1年以上前です(笑)。



川崎のゴミ輸送コンテナのうち、UM13A, UM11A等は川崎市環境局の所有ですが、瓶・缶専用の UM8A-0番台は全国通運所有になっています。


同じ UM8A でも 0番台と1000番台は全く異なります。



コンテナが載っていない「空コキ」のように見えますが、実は12フィートの無蓋コンテナUM8A-1000番台が5台載っています。






この無蓋コンテナの積み荷は、専用の無蓋コンテナ(粗大ゴミ専用)です。左がコンテナを載せたコンテナ、右がコンテナを載せていないコンテナ。
外見からは仕様が違うように見えませんが、コキに載せるにはこの「下駄」が必要なのでしょう。コキに載るのはあくまでも「下駄」の方だからでしょうか、JRの型番「UM8A」は下駄の方についています。






満載状態はこうなります。1000番台の方は川崎市所有のようです。


塩浜機関区にて(地図) K10D






JOT(日本石油輸送)所有の20フィート ISOタンクコンテナです。コキは60フィートなので12フィートコンテナならば5個、20フィートコンテナならば3個積めます。

大崎にて(地図) K10D







国鉄が消滅して10年ぐらいは、「国鉄」という文字をそれなりに見かけました。しかし、さすがに20年もたつと見つけるのは難しい。この画像は廃棄され倉庫代わりとなった国鉄コンテナです。徹底的に画像処理して「国鉄」を浮かび上がらせました。

新鶴見機関区川崎派出にて PENTAX K10D + DA50-200mm F4-5.6 ED





わかりにくい画像で失礼。緑色の部分がコンテナで、側面は金網になっています。JR東日本内のエスカレータ運搬用という情報がありますが、本当かどうかは知りません。まあ、かなり遭遇確率の低いコンテナであることは確かです。


新鶴見機関区川崎派出にて  PENTAX K10D + DA50-200mm F4-5.6 ED







サンノプコ(株)所有の UT11A コンテナ。ステアリン酸カルシウム専用です。

ステアリン酸のナトリウム塩が石鹸だから、2価のカルシウム塩となれば当然固体でしょうねえ。こういうタンクへの「固体」の出し入れはどうするのでしょう。コンテナごと湯せんにかけるとか(笑)。




(2008.5.7追加) 同一のコンテナを違う角度から撮影すると、端の部分に取り出し口の蓋がありました。屋根のハッチから粉状またはフレーク状のブツを入れて、ここから出すようです。


新宿にて





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